「くしゃみをしたら胸が痛い…」
「ぶつけた覚えはないのに、肋骨あたりがズキズキする…」
このような症状がある場合、肋骨骨折(ろっこつこっせつ)の可能性があります!
特にスポーツや転倒、咳のしすぎで起こりやすく、気づかずに放置すると悪化することも…!
今回は、肋骨骨折の症状や原因、治療法の解説をします!

1. 肋骨骨折とは?
肋骨(ろっこつ)は、胸の周りにある12対(左右12本ずつ)の細長い骨です。
この肋骨にヒビが入ったり、折れたりするのが肋骨骨折です。
✅ 軽い場合 → 「ヒビ」や「不完全骨折」(完全に折れていない状態)
✅ 重い場合 → 「完全骨折」(骨が折れてずれることもある)
肋骨は体を支える重要な骨ですが、ギプスで固定できないため、自然治癒を待つことが基本になります。(一応コルセットやテーピングもありますが…)
2. 肋骨骨折の症状
✅ 胸や脇腹の痛み(特に押すと痛い)
✅ 深呼吸や咳、くしゃみで痛みが強くなる
✅ 寝返りをすると痛い
✅ 運動時や体をひねると痛む
✅ 強くぶつけた覚えがある場合、腫れやアザができることも
※ 痛みがひどく、息苦しい場合は「肺にダメージを受けている可能性」も!
すぐに病院を受診しましょう。
3. 肋骨骨折の原因
(1)強い衝撃を受ける
✅ 転倒や事故(スポーツ・交通事故・高齢者の転倒)
✅ スポーツ中の接触や衝突(ラグビー・柔道・サッカーなど)
(2)くしゃみ・咳のしすぎ
✅ 激しい咳が続くと、肋骨に負担がかかる(特に高齢者や女性)
✅ 喘息や風邪で咳が止まらないときも注意!
(3)骨が弱くなっている(骨粗しょう症)
✅ 高齢者や女性は骨密度が低下し、ちょっとした衝撃で折れやすい
✅ 閉経後の女性は特に注意が必要!
4. 肋骨骨折の治療方法
(1)安静にする(固定はしない)
✅ 肋骨はギプスで固定できないため、基本は「安静にして自然治癒を待つ」
✅ 痛みが強い場合はコルセットや胸部バンドで軽くサポート
(2)痛み止めを使う(無理に我慢しない)
✅ 痛みがひどいときは、病院で鎮痛薬(ロキソニンなど)を処方してもらう
✅ 痛みを我慢しすぎると、呼吸が浅くなり「肺炎リスク」が上がることも!
(3)咳やくしゃみをするときは、胸を押さえる
✅ くしゃみや咳で悪化しやすいので、手やクッションで軽く押さえると負担を軽減できる
(4)早く治すために栄養補給
✅ 骨の回復には「カルシウム・ビタミンD・タンパク質」が重要!
✅ 牛乳・チーズ・魚・卵・大豆製品を積極的に摂る
5. 肋骨骨折の回復期間は?
✅ 軽度のヒビ(不完全骨折) → 約3~4週間
✅ 完全に折れた場合(完全骨折) → 約6~8週間
※ 高齢者や骨粗しょう症の方は、治癒が遅くなることもあるので注意!
6. 肋骨骨折を早く治すためのポイント!
✅ 無理をせず安静にする(動きすぎない)
✅ 深呼吸をして肺の機能を維持する(肺炎予防)
✅ 咳やくしゃみをするときは胸を軽く押さえる
✅ 栄養バランスの良い食事で骨の回復をサポート
✅ 痛みが強い場合は無理せず病院を受診する
最後に
✅ 肋骨骨折は転倒・衝撃・咳などが原因で起こる
✅ 深呼吸やくしゃみで痛むのが特徴
✅ 治療は基本「安静」+痛み止めやコルセットでサポート
✅ 回復には約4~8週間かかる
「ちょっと痛いだけだから…」と放置すると、痛みが長引いたり、肺炎を引き起こす可能性も!
「胸が痛いな…」と思ったら、早めに対処しましょう!
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